フリーランスになって2年が経ちました
フリーランスになって早2年が経過しました。ここまでやってきたことを振り返っておきたいと思います。
2021年前半
ゲーム開発
フリーランスになってすぐは週4で委託案件をこなしつつ、個人でスマホゲーム開発をしていました。 当時流行っていた「ペンギンの島」というゲームに触発されて、似たようなクッキークリッカー的なゲームを作っていました。
初のUnityでの開発や、動画広告を見てもらうための導線・課金してもらうための施策などを考えたりする良い機会でした。 こちらは3月まで開発した後、ストアリリースして一旦畳みました。
委託案件の悩み
1月からはスタートアップの手伝い案件に参画していました。 自社製SaaSをリリースするためにフロント側の実装をしておりました。 業務内容に不満は無く、社員の方の技術力も雰囲気も良かったのですが、 週2回必ず出社しなければいけないルールが苦痛になっていました。 立ち上げ時期で直接話したほうが早いのは分かるのですが、 委託メンバーが意思決定に関わる機会は少なく出社はほぼ無意味でした。 通勤時間が辛くなってきてフルリモート交渉してみるも、全社的なルールなので…との解答。 何度か掛け合ってみるも無理な雰囲気がプンプンでした。
この案件は会社を辞める直前にパパっと契約してしまったために、 細かい条件のすり合わせができていませんでした。 また、リモート稼働は実績に伴って交渉の余地があると勝手に思いこんでいて、 成果物を早く仕上げたり150%のパワーで頑張っていた時期がありました。南無。(条件確認してない自分が悪い)
そんなこんなで、この案件ではどう頑張ってもフルリモート無理!と悟って再度エージェントにお願いして別案件を探し始めます。 数ヶ月 業務委託として働いて感じたことを条件に落とし込み、しっかり複数社と商談して比較検討した結果、 週3フルリモート、さらに単価まで上がる良いことずくめの案件変更が叶いました。 ブロックチェーンを使ったSaaSの開発であったり、世界各所を拠点とした企業、といった点で面白そうだと思い契約に至りました。 また、この案件をきっかけにジワジワと英語学習を始めました。
2021年後半
新たな案件
週3稼働で自由な時間が増え、余裕が出てくると今度は逆に個人開発のモチベが下がってしまいました。 程よく忙しくないとやる気が出ないようです。 そんな時にタイミング良く数人の知り合いから開発を手伝ってくれとの連絡が入っていたので、 週1でよければ…とワガママを通して契約をお願いしてみました。
結果的に大学時代の研究を指導してくださった担当教員の方の会社をお手伝いをすることになりました。 かなり自由にやらせてもらえて、事業内容も漁業という未知のドメインへの挑戦となり、非常に有り難い機会でした。 また、既にスキルとして持ち合わせているWeb系業務に加えて、漁場を推定するためのモデリングなど機械学習業務の機会も与えて頂けることになり、大いに刺激のある案件となりました。
再びゲーム開発
案件稼働は週4が丁度いい感じにハマって、個人開発のモチベも再燃していました。 今度はお出かけの際に2人以上でできる暇つぶしゲームが欲しくなり開発を進めていました。 アイデアは完全にスプラトゥーンのパクリですが平面版のライトなものを開発しました。
こちらも数ヶ月かけて開発した後、ストアリリースして一旦畳みました。
2022年
継続の1年
2022年は引き続きブロックチェーン関連の案件と、漁業IT化の案件をやりつつ、 個人開発も続けつつ、淡々と継続した1年間を過ごしていました。
加えて、スタサプで英語学習も継続していたのは我ながら誇りです。(とはいえ1日10単語くらいしかやってない)
Utao
個人開発で特に作り込んでいたのは「Utao」というカラオケで歌いやすい曲をオススメするアプリです。 自分は音域が狭くて困っていたのですが、このアプリを作ってから歌える曲が格段に増えてカラオケに行くのが楽しくなり、 さらにアプリを良くしようというサイクルが生まれて継続的に開発できた良い1年でした。
こちらもストアにリリースまで持っていけて良かったです。 このアプリはこれからユーザを増やしていくフェーズなので楽しみですね。
その他もろもろ
嬉しい困り事として
- VR空間の土地を売却したら利益出た
- 単価交渉したら意外とあっさり上がった
と思いの外、収入が多くなり税金対策を考えないといけませんでした。 インボイスの問題がありますが消費税を収めず法人化もしないくらいの収入が気楽でいいなと思うこの頃です。
2023年は…
今年はUtaoのユーザを増やすことと、新たなサービスを1本リリースすることが目標です。 またキリの良いタイミングで進捗を記していきたいと思います。