RaspberryPiでGoogle Play Musicを垂れ流す
Google Play Musicの楽曲をRaspberryPiで聞く方法を紹介します。 ・簡単にセットアップできる ・自分のデバイスのストレージを使用しない ・ブラウザからコントロールできる とにかく便利です。好きな曲を垂れ流すことができます。 それでは導入に移ります。
使用したもの
・RaspberryPi2 (Weezly 2015-05-05)
・スピーカー
・Android端末(またはiOS端末)
最新版のJESSIEで試してみましたがうまくいきませんでした。
安定版のWeezlyを使用しましょう。
導入手順
Play-Piというライブラリをインストールします。
以下ページの意訳になりますが説明していきます。
1.まず必要なツールを以下のコマンドでインストールします。
sudo apt-get install mpd mpc python-pip screen python-dev
インストールできたらsudo mpcで動作確認します。うまくいっていればボリュームなど情報が表示されるはずです。
2.次にPlay-Piをgitから取得します。
git clone git://github.com/fredley/play-pi.git
終わったらcd play-piで移動します。
3.Play-Piのインストールを行います。
sudo pip install -r requirements.txtでインストール。
終わったらcd play_piで移動します。こちらのディレクトリ名はアンダーバーなので気をつけてください。
4.設定ファイルを作成します。
vi local_settings.py
でファイルを作成、下記のように記述していきます。
GPLAY_USER="you@gmail.com"
GPLAY_PASS="your-password"
DEVICE_ID="your-device-id"
googleアカウントのユーザ名、パスワード、
ログインしたことのあるデバイスのIDが必要です。
自分はAndroidなのでアプリを使ってデバイスIDを調べました。
アプリを開いてSecure IDとあるのでそれを入力しました。
ios端末は手元に無かったので他のサイトを参照してください。
ちなみにiOSだとUUIDがデバイスIDにあたります。
UUIDの見方 : iPhoneアプリ開発に挑戦しようと思う
5.セットアップ
./manage.py syncdb を実行してライブラリを同期します。
途中、データベースのユーザ作成があるのでユーザ名やパスワードなど必要な項目を入力していきます。このユーザ名はgoogleアカウントとは別名で構いません。
その後./manage.py init_gplayを実行して初期設定は終了です。
6.実行
sudo ./manage.py runserver 0.0.0.0:80
でサーバを起動します。ポート番号はそれぞれの環境に合わせて変更してください。ここでは80としています。起動したらWebブラウザからRaspberryPiにアクセスしてみましょう。
このようにライブラリが出れば成功です。(上画像はフィルターでアーティスト検索をかけています)好きな曲を選択したらRaspberryPiに繋がれたスピーカーから曲が再生されるはずです。
あとはscreenコマンドと組み合わせることでバックグラウンドでサーバを動作させられますので常時ライブラリの曲を流したり操作できます。
素敵な音楽生活を!